バカの壁を読み終えた。考え方を柔らかくすることができたかもしれない。
著者は、バカの壁について述べているわけだが、バカの壁に気づいてほしい、肝心の壁を作っている人たちには、この本は理解されないだろう。壁を作る人には、話が通じない。いつまでたっても平行線だ。本文の中にもあるが、「話せば分かる」は間違いなのだ。原理主義者に日本人の宙ぶらりんの感覚など分かるはずがない。彼らは宗教という真実(思い込みの)があるからだ。宗教の教義に身を任せるのは楽だ。考えること自体をしなくてすむから。でもそれは、崖上りの人生を、楽だからと、まっさかさまに落ちていっているのと同じことだ。
本文を読まないと、ちょっと分かりづらいかもしれない文でした。