解夏』のビデオを借りてきて見た。ベイチェット病という、少しずつ目が見えなくなるという難病を抱えた小学校の教師と、その恋人との悲しい物語だった。だんだん目が見えなくなるというのは、想像もできないような恐怖だろう。人間が最後に見ておきたいものって何なのかっていうのは、かなり難しい問題だ。でも、特別感動とかはしなかったかな。眠かったしw 最後まで切ない感じのする作品でした。
途中で出てくる大学教授兼坊さんのじーさん、何言ってるかわかんなくて面白かった。
ちなみに、春の命が芽吹く季節には、修行僧が命を踏み潰すのを避けるために、庵の中で修行をしていて、その修行の始まりが結夏、終わりを解夏というそうだ。
視力を失うという恐怖が行で、その行の終わりが(つまり失明)が解夏ということだ。